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科目名 卒業研究2 開講年次 4年次秋学期 (8セメスター) 単位 3 担当者名 白井 英俊
副題 曜日 火曜 時限 5限 開講年度 2019
科目ナンバリング
授業概要・目的 本科目は卒業研究1 の継続科目である。卒業研究1 では、問題の発見とそれに対する解決能力に重みを置くが、本科目では、その解決手法の実現能力とそ
の妥当性を検証するための実験計画力、その客観評価及び説明能力を育成することに重みを置く。つまり、問題発見?問題解決法に関する仮説の設定と検
証、解決法の実装とその客観的な評価能力といった一連の学術的なプロセスの理解と体験を主な目的とする。最後に、論文作成を卒業研究の発表という形
でコミュニケーション能力の育成の集大成とする。
勉学や研究に対して他の人と報告・相談・連絡し、自ら問題解決ができるようになることを目標とする。
学修到達目標
  • 卒業研究論文という長期間の計画をしっかりたてることができる
  • 研究計画に沿って、着実に成果を積み重ねるという成功体験を得る
  • 問題が生じた時には自分の努力だけではなく、適切に他の人のアドバイスを貰うことができるようになる
  • 他人にもわかりやすい発表資料を作成し、かつそれをきちんと発表できるようになる
  • 他人にもわかりやすい論文を作成し、かつ他の人の論文にも適切なコメントをすることができるようになる
  • 自分の研究を客観的に見て、他の研究と比較し、評価することができるようになる
  • 他人の著作物やアイデアを尊重し、権利を侵害しないとともに、自分もされないよう配慮できる
授業方法
自然言語処理やデータマイニング、ロボット制御などに関する研究活動についてのプレゼンテーション(研究発表)を行い、論文作成や発表の準備を行う。
活用される授業方法
板書
スライド(パワーポイント等)の使用
板書・スライド以外の視聴覚教材の使用
個人発表
グループ発表
ディスカッション・ディベート
実技・実習・実験
学内の教室外施設の利用
校外実習・フィールドワーク
その他(内容は「履修者へのコメント」欄を確認してください)
特になし
成績評価方法・基準
課題・レポート 80%
普段の研究活動、ゼミへの貢献度 20%
教科書・教材・参考文献
教科書・教材 《教科書》輪講のテキストはゼミ生と相談の上で決定する《参考文献》適宜紹介する
参考文献
質問への対応(オフィスアワー等) 授業中の議論の中で疑問を解消することが望ましいが、研究室でも随時質問を受け付ける。また研究室の仲間同士の中で助け合い、相談しあう。講義開始時に開示するメールででも受け付ける
授業計画
No. 項目 内容
1 夏休み期間の研究成果の報告 夏休み期間において研究してきた内容の発表と議論を行なう
2 卒業研究論文の書き方指導 過去の卒業研究論文をもとに、目次のたてかた、参考文献の書き方や図表の配置などを学ぶ
3 卒業研究テーマの確認 大学生活の総決算である卒業研究のテーマについて発表と討議を行う
4 卒業研究の計画 卒業研究の目的と最終成果への道筋を確認する
5 研究テーマに関連する資料収集 卒業研究テーマに関連する資料を収集しまとめる
6 卒業研究に関連する資料の発表 卒業研究に関連する研究資料を発表しあうことにより知識共有を図る
7 卒業研究の発展 システムの設計やアルゴリズム、データ収集などを行い、その成果や問題点について議論する
8 卒業研究の中間まとめ 卒業研究活動のまとめを行い、問題点について議論する
9 卒業研究の発展 システムの設計製作を行い、その成果や問題点について議論する
10 卒業研究の展開 システムの評価実験を行い、その成果や問題点について議論する
11 研究発表の練習 自分の卒業研究の発表を行なうとともに、他人の発表を聞き、理解し、適切に質疑応答を行なう
12 研究発表の練習 前回の発表を見直し、よりよい研究発表をめざすとともに、他人の発表を聞き、理解し、適切に質
13 研究発表 他のゼミ生とともに自分の卒業研究の発表を行なうとともに、他人の発表を聞き、理解し、適切に
14 卒業研究論文の完成 大学生活4年間の集大成である卒業論文を完成させる
15 卒業研究論文の見直し 大学生活4年間の集大成である卒業論文を読み合わせ、よりよい論文の完成を目指す
履修者へのコメント 学生の研究内容は、進行状況に応じて適宜修正します。挫折することなく初志貫徹することに期待します。授業計画は進度状況に応じて変更する可能性が
あります。変更する際には授業中に通知します。
事前事後学習 卒業研究は4年間でもっとも重要な科目なので、予習、復習を怠らないようにしよう。事前には資料を読み込み、発表者はわかりやすい発表資料の作成を、聞き手は質問を考えたり、関連資料を調べたりする。毎回講義後に、講義を振り返り、レポートを書く。
各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の構成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。
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